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婦人章 〔アン・ニサーア〕 :
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婦人章 〔アン・ニサーア〕
[4.1] 人びとよ,・なたがたの主を畏れなさい。かれはひとつの魂から・ なたがたを創り,またその魂から配偶者を創り,両人から,無数の男と女を増やし広められた方で・ られる。・なたがたはアッラーを畏れなさい。かれの御名においてお互いに頼みごとをする御方で・ られる。また近親の絆を(尊重しなさい)。本当にアッラーは・なたがたを絶えず見守られる。
[4.2] 孤児たちの財産を返還しなさい。(自分の)悪いものを,(かれらの)良いものと替えてはならない。またかれらの財産をわがものにしてはならない。誠にそれは大罪で・ る。
[4.3] ・なたがたがもし孤児に対し,公正にしてやれそうにもないならば,・ なたがたがよいと思う2人,3人または4人の女を嬰れ。だが公平にしてやれそうにもないならば,只1人だけ(嬰るか),または・ なたがたの右手が所有する者(奴隷の女)で我授しておきなさい。このことは不公正を避けるため,もっとも公正で・ る。
[4.4] そして(結婚にさいしては)女にマハルを贈り物として与えなさい。だがかの女らが自らその一部を戻すことを願うならば,喜んでこれを納めなさい。
[4.5] アッラーから保管を委託された財産を,精神薄弱者に渡してはならない。そして,かれらに衣食を与え,懇切に言葉優しく話しかけなさい。
[4.6] 結婚年齢に達するまでは,孤児を試しなさい。もし,立派な分別が・ ると認められたならば,その財産をかれらに渡しなさい。かれら(孤児)が成年になるまで,浪費したり,急いで消費してはならない。(後見者が)金持ならば抑制してこれに手を触れてはならない。また貧乏ならば,(後見のために)適切に使もいなさい。孤児に返還するさいは,かれらのために証人を立てなさい。アッラーは清算者として万全で・ られる。
[4.7] 男は両親および近親の遺産の一部を得,女もまた両親及び近親の遺産の一部を得る。そのさい遺産の多少を問わず定められたように配分しなさい。
[4.8] 遺産の分配にさいし,もし遠い親族や孤児や貧者が,その場に居合わせた時は,それ(遺産)からかれらにも与え,懇切に言葉優しく話しかけなさい。
[4.9] 自分の・とにひ弱い子女を残し,それらの身を案じる者はよく心配して置け。だからアッラーを畏れ,誠意・ る言葉で語りなさい。
[4.10] 不当に孤児の財産を食い減らす者は,本当に・の中に火を食らう者。かれらはやがて烈火に焼かれるで・ろう。
[4.11] アッラーは・なたがたの子女に就いてこう命じられる。男児には,女児の2人分と同額。もし女児のみ2人以上のときは遺産の3分の2を受ける。もし女児一人の時は,2分の1を受ける。またその両親は,かれに遺児の・ る場合,それぞれ遺産の6分の1を受ける。もし遺児がなく,両親がその相続者で・ る場合は,母親はその3分の1を受ける。またもしかれに兄弟が・る場合は,母親は6分の1を受ける。(いずれの場合も)その遺言したものと,債務を清算した残り(の分配)で・ る。・なたがたは自分の父母と自分の子女との,どちらが・なたがたにとって,より益が・るかを知らない。(これは)アッラーの掟で・ る。本当にアッラーは全知にして英明で・られる。
[4.12] 妻が遺したものは,かの女らに子がない場合,半分を・なたがたが受ける。もし子が・る場合は,かの女らの遺言と債務を果たした後,・ なたはかの女の残したものの,4分の1を受ける。また・なたがたが遺すものは,・なたがたに子がない場合は妻は・なたの遺産の4分の1を受ける。もし・なたがたに子が・る場合は,遺言と債務を果たした後,かの女たちは・なたが残したものの8分の1を受ける。もし遺産を遺す男または女に,父母も子女もなく,兄弟または姉妹一人だけ・ る場合は,その者が遺産の6分の1を受ける。兄弟姉妹が多い場合,かれらは全員で3分の1の分け前を得る。これは,遺言と債務を果たした後のことで,(誰にも)損害を及ぼすことはない。(これは)アッラーからの定めで・ る。アッラーは全知にして大度量で・られる。
[4.13] これらは,アッラーの定められた決まりで・る。アッラーとその使徒に服従する者は,川が下を流れる楽園に入り,永遠にその中に住むで・ ろう。それは至上の幸福の成就で・る。
[4.14] だがアッラーとその使徒に従・ず,かれの定めに背く者は,業火に入り,永遠にその中に住む。かれは恥ずべき懲罰を受けるで・ ろう。
[4.15] ・なたがたの女たちの中,不貞を働いた者には,・なたがたの中から,かの女らに対し4名の証人を立てなさい。かれらがもしこれを証言したならば,かの女らを家の中に監禁しなさい。死がかの女らを連れ去るか,アッラーがかの女らのため,(別の)道を決められるまで。
[4.16] ・なたがたの中2人で罪を犯した者は(2人とも)処罰しなさい。だが,その罪を悔いて身を修めるならば,そのままに放って置け。本当にアッラーは,度々御赦しなされる方,慈悲深い方で・ られる。
[4.17] アッラーが悔悟を御赦しなされるのは,知らずに悪事を犯したが,直ぐ後で,悔い改める者だけで・ る。アッラーは,これらの者を御赦しになられる。アッラーは全知にして英明な御方で・ られる。
[4.18] だが,死に臨むまで悪行を続け,その時になって「今悔い改めます。」と言う者,また不信心のまま死ぬ者の梅悟は御赦しになられない。かれらのために,われは痛苦の懲罰を準備して・ る。
[4.19] ・なたがた信仰する者よ,当人の意志に反して,女を相続してはならない。・ なたがたが,かの女らに与えたマハルの一部を取り戻すために,かの女らを手荒に扱ってはならない。明らかに不貞の事実が・ れば別で・る。出来るだけ仲良く,かの女らと暮しなさい。・なたがたが,かの女らを嫌っても(忍耐しなさい)。そのうち(嫌っている点)にアッラーからよいことを授かるで・ ろう。
[4.20] ・なたがたが一人の妻の代りに,他と替えようとする時は,仮令かの女に(如何に)巨額を与えていても,その中から何も取り戻してはならない。・ なたがたは,・りもしない中傷という明白な罪を犯して,これを取り戻そうとするのか。
[4.21] ・なたがたは,どうしてそれを取り戻すことが出来ようか。既に互いに深い関係も・ り,かの女らは堅い誓約を・なたがたから得ているので・る。
[4.22] ・なたがたの父が結婚したことの・る女と,結婚してはならない。過ぎ去った昔のことは問わないが。それは,恥ずべき憎むべきこと。忌まわしい道で・ る。
[4.23] ・なたがたに禁じられている(結婚)は,・なたがたの母,女児,姉妹,父方のおば,母方のおば,兄弟の女児,姉妹の女児,授乳した乳母,同乳の姉妹,妻の母,・ なたがたが関係している妻の生んだ養育中の養女,・なたがたがその妻と,未だ関係していないならばその連れ子を妻にしても罪はない。および・ なたがたの生んだ息子の妻,また同時に二人の姉妹を娶ること(も禁じられる)。過ぎ去った昔のことは問わないが。アッラーは寛容にして慈悲深く・ られる。
[4.24] また・なたがたに(禁じられている者は),夫の・る女で・る。ただし・なたがたの右手の所有する者(奴隷の女)は別で・る。これは・なたがたに対するアッラーの掟で・る。これら以外は,すべて・なたがたに合法で・るから,・なたがたの財資をもって,(良縁を)探し求め,面目を恥かしめず,私通(のよう)でなく(結婚しなさい)。それでかの女らと,交わった者は,定められたマハルを与えなさい。だがマハルが定められた後,相互の合意の上なら,(変更しても)・ なたがたに罪はない。本当にアッラーは全知にして英明な御方で・られる。
[4.25] ・なたがたの中,信者の自由な女を娶ろ資力のない者は,右手の所有する信仰・ る女を娶れ。アッラーは・なたがたの信仰を熟知される。・なたがたは,(皆)一人の者から次々に(生まれた者で)・る。だから女性の家族の承諾を得て,かの女らと結婚しなさい。そして妥当な婚資を,かの女らに贈れ。かの女らが慎ましく,淫らでなく,また隠した友もないならば。かの女らが妻となった後に,破廉恥な行いが・ れば,懲罰は自由な女に科せられる半分で・る。これは・なたがたの中,罪を犯すことを恐れる者への定めで・る。だが欲を押えるならば,・ なたがたにとり更によい。本当にアッラーは寛容にして慈悲深く・られる。
[4.26] アッラーは・なたがたに(掟を)解明して,・なたがた以前の者の慣行に導こうとなされ,・なたがたの悔悟を許すよう望まれる。アッラーは全知にして英明で・られる。
[4.27] アッラーは,・なたに対し悔悟を赦そうと望まれる。だが自分の欲望に従う者たちには,片寄った上にも,大きく片寄り去るよう望まれる。
[4.28] (また)アッラーは,・なたがた(の負担)を軽くするよう望まれる。人間は(生れ付き)弱いものに創られている。
[4.29] 信仰する者よ,・なたがたの財産を,不正に・なたがたの間で浪費してはならない。だがお互いの善意による,商売上の場合は別で・ る。また・なたがた自身を,殺し(たり害し)てはならない。誠にアッラーは・ なたがたに慈悲深く・られる。
[4.30] もし敵意や悪意でこれをする者・れば,やがてわれは,かれらを業火に投げ込むで・ ろう。それはアッラーにとって,非常に易しいことで・る。
[4.31] だが・なたがたが,禁じられた大罪を避けるならば,われは・ なたがたの罪過を消滅させ,栄誉・る門に入らせるで・ろう。
[4.32] アッラーが・なたがたの・る者に,他よりも多く与えたものを,羨んではならない。男たちは,その稼ぎに応じて分け前が・ り,女たちにも,その稼ぎに応じて分け前が・る。アッラーの御恵みを願え。誠にアッラーは凡てのことをよく知っておられる。
[4.33] 各人のために,われはその父母と近親が残すものの相続者を決めた。なお・ なたがたの右手が約束した者にも,その分け前を与えなさい。本当にアッラーは凡てのことの立証者で・ られる。
[4.34] 男は女の擁護者(家長)で・る。それはアッラーが,一方を他よりも強くなされ,かれらが自分の財産から(扶養するため),経費を出すためで・ る。それで貞節な女は従順に,アッラーの守護の下に(夫の)不在中を守る。・ なたがたが,不忠実,不行跡の心配の・る女たちには諭し,それでもだめならこれを臥所に置き去りにし,それでも効きめがなければこれを打て。それで言うことを聞くようならばかの女に対して(それ以上の)ことをしてはならない。本当にアッラーは極めて高く偉大で・ られる。
[4.35] もし・なたがたが,両人の破局を恐れるならば,男の一族から一人の調停者を,また女の一族からも一人の調停者を・ げなさい。両人がもし和解を望むならば,アッラーは両人の間を融和されよう。本当にアッラーは,全知にして何ごとにも通暁しておられる。
[4.36] アッラーに仕えなさい。何ものをもかれに併置してはならない。父母に懇切を尽くし,また近親や孤児,貧者や血縁の・ る隣人,血縁のない隣人,道づれの仲間や旅行者,および・なたがたの右手が所有する者(に規切で・れ)。アッラーは高慢な者,うぬばれる者を御好みになられない。
[4.37] かれらは吝嗇な者たちで,人びとにも吝嗇を勧め,アッラーがかれらに与えられた恩恵を隠すためにわが信仰を拒む者のためには,恥ずべき懲罰を準備しておいた。
[4.38] かれらは人びとに見せびらかすために,その財産を施し,アッラーも,最後の(審判の)日をも信しない。誰にしろ悪魔を仲間とする者は,何と忌まわしい仲間をもったことよ。
[4.39] かれらが仮令アッラーと最後の日を信じて,アッラーがかれらに与えたものから施しても,かれらにとり何の負担になろうか。アッラーはかれらをよく知っておられる。
[4.40] 誠にアッラーは,敏塵の重さ程も間違えられない。もし一善が・ れば,かれはこれを倍加なされ,またかれの御許から偉大な報奨を与えられよう。
[4.41] われが,それぞれのウンマから一人の証人を連れてくる時,また・ なた(ムハンマド)を,かれらの悪に対する証人とする時は,どんな(有様)で・ ろうか。
[4.42] その日,信仰を拒否して使徒に従わなかった者たちは,大地がかれらと共に,平らになって消されるよう願うことで・ ろう。かれらは,何一つアッラーに隠しおおせないで・ろう。
[4.43] 信仰する者よ,・なたがたが酔った時は,自分の言うことが理解出来るようになるまで,礼拝に近付いてはならない。また大汚の時も,旅路に・ る者を除き,全身を沫浴した後でなければならない。またもし・なたがたが病にかかるか旅行中で・り,または誰か廁から出るか,・るいは・なたがたが女と交わって,水を見つけられない場合は,清い上に触れ,・ なたがたの顔と両手をなでなさい。本当にアッラーは,罪障を消滅なされる御方,度々御許しなされる御方で・ る。
[4.44] ・なたは見ないか,啓典の一部を与えられた者が,自分に迷誤を購い,・ なたがたをも道から迷わせようとするのを。
[4.45] アッラーは・なたがたの敵を,知り尽くされる。アッラーはぬかりなく愛護され援助なされる。
[4.46] ユダヤ人の・る者は(啓典の)字句の位置を変えて,「わたしたちは聞いた,だが従わない。」と言い,また「・ なたがたは,聞かされないことを聞け。」またはその舌をゆがめて〔ラーイナー〕と言い,また宗教を中傷する。だがかれらがもし,「わたしたちは聞きます,そして従います。」,「謹聴せよ。」,また〔ウンズルナー〕と言うならば,かれらのために最もよく,また最も正しい。だがアッラーはかれらが不信心なために,見はなされた。それでも僅かのをしか信仰しない。
[4.47] 啓典の民よ,・なたがたが持っているもの(ムーサーの律法)を確証するために,(いま)われが下したもの(クルアーン)を信じなさい。われが・ なたがたの顔を塗りつぶして,それを後ろの方にねじ回わされない前に(信じなさい)。また且つて安息日を破った者たちが,見限られたように見はなされない前に(信じなさい)。アッラーの命令は,必ず成し遂げられるので・ る。
[4.48] 本当にアッラーは,(何ものをも)かれに配することを赦されない。それ以外のことに就いては,御心に適う者を赦される。アッラーに(何ものかを)配する者は,まさに大罪を犯す者で・ る。
[4.49] ・なたは,・の自ら清浄だとする者を知らないのか。いや,アッラーは御心に適う者を清め,かれは少しも不当に扱われない。
[4.50] 見なさい。かれらがアッラーに就いて,如何に偽りを創出しているかを。このこと自体,十分に明白な罪で・ る。
[4.51] ・なたはかの啓典の一部を授かった者を思わないのか,かれらはジブトとターグートを信じ,不信心な者を指して,「これらの者は,信者たちよりも正しい道に導かれている。」と言う。
[4.52] (啓典の一部を与えられていながら不届なことをする)これらの者は,アッラーの怒りを被むる者で・ る。アッラーが見はなした者を誰一人援助しはしないで・ろう。
[4.53] かれらは,大・の一端を・ずかれるとでも思っているのか。仮令そうで・ っても,かれらは少しも人びとに与えることをしないで・ろう。
[4.54] それともかれらは,アッラーが恩恵を施されたために,その人びと(アラビア人)を妬むのか。まさにわれはイブラーヒームの子孫に啓典と英知とを授け,且つ偉大な王国を与えた。
[4.55] だがかれらの・る者はこれを信じたが,・る者はそれから背き去った。地獄は燃え盛る火として十分で・ろう。
[4.56] 本当にわが印を信じない者は,やがて火獄に投げ込まれよう。かれらの皮膚が焼け尽きる度に,われは他の皮膚でこれに替え,かれらに(飽くまで)懲罰を味わわせるで・ ろう。誠にアッラーは偉力ならびなく英明で・られる。
[4.57] だが信仰して善い行いに励む者には,われは川が下を流れる楽園に入らせ,永遠にその中に住まわせよう。そこでかれらは,純潔な配偶を持ち,われは涼しい影にかれらを入らせるで・ ろう。
[4.58] 誠にアッラーは,・なたがたが信託されたものを,元の所有者に返還することを命じられる。また・ なたがたが人の間を裁く時は,公正に裁くことを命じられる。アッラーが・ なたがたに訓戒されることは,何と善美なことよ。誠にアッラーは全てを聴き凡てのことに通暁なされる。
[4.59] ・なたがた信仰する者よ,アッラーに従いなさい,また使徒と・なたがたの中の・能をもつ者に従え。・なたがたは何事に就いても異論が・れば,アッラーと終末の日を信じるのなら,これをアッラーと使徒に委ねなさい。それは最も良い,最も妥当な決定で・ る。
[4.60] ・なたは,かの・なたに下されたもの,および・なた以前に下されたものを信じると,ただロ走っている者たちを見なかったのか。かれらは邪神を拒むよう,命じられているにも拘らず,その(争議の)裁定のため,互いに邪神に頼ろうと望んでいる。また悪魔は,かれらが(正道から)遠く迷い去るように導こうと望んでいる。
[4.61] かれらに向かって「アッラーが下されたもの,また使徒のもとに来なさい。」と告げられた時,にせ信者たちは,嫌って,きっと・ なたから背き去るのを見るで・ろう。
[4.62] ところがかれらが自ら手を下したことのために,災難に・った時はどうで・ろう。その時かれらは・なたの許に来て,アッラーに誓けて,「わたしたちは,只好意と調停とを望んだだけだ。」と誓って言うで・ ろう。
[4.63] これらの者の心の中に抱くことを,アッラーは知っておられる。だからこれを意にとめず,かれらに訓戒し,魂に徹する言葉で呼びかけなさい。
[4.64] われが使徒を遣わしたのは,唯アッラーの御許しの許に服従,帰依させるためで・ る。もしかれらが間違った時・なたの許に来て,アッラーの御容赦を願い,使徒が,かれらのために御赦しを祈るならば,かれらはアッラーが,度々許される御方,慈悲深い御方で・ られることが分かるで・ろう。
[4.65] だが・なたがたの主に誓けてそうではないので・る。かれらは信しないで・ ろう。かれらの間の紛争に就いて・なたの裁定を仰ぎ,・なたの判決したことに,かれら自身不満を感じず,心から納得して信服するまでは。
[4.66] 仮令われがかれらに「身命を棒げなさい。」,または,「家から出て行け。」と命じても,かれらの中少数の者の外は,そうしなかったで・ ろう。もしかれらが,勧められるように行ったならば,きっとかれらのためにも善いことで・ り,もっと(信仰も)強まったのだが。
[4.67] その時は,わが許から必ず偉大な報奨を授け,
[4.68] われは正しい道に,かれらを必ず導ぐので・る。
[4.69] アッラーと使徒に従う者は,アッラーが恩恵を施された預言者たち,誠実な者たち,殉教者たちと正義の人々の仲間となる。これらは何と立派な仲間で・ ることよ。
[4.70] これはアッラーからの恩恵で・る。アッラーは凡てのことにぬかりなく通暁しておられる。
[4.71] 信仰する者よ,・なたがたは慎重に警戒しなさい。・るいは分隊で進み,・るいは全隊で出動しなさい。
[4.72] ・なたがたの中には,確かに遅れをとる者が・る。もし艱難が・ なたがたに下れば,「わたしたちが,かれらと一緒に殉教しなかったのは,まさにアッラーの御恵みだ。」と言う。
[4.73] だがアッラーからの恩恵が,・なたがたに下る時は,まるで・ なたがたとかれらとの間に全く友情もなかったかのように,かれらはきっと,「・・,わたしがかれらと一緒で・ったなら,わたしは大成功をなし遂げたのだが。」と言う。
[4.74] だから来世のために,現世の生活を捨てる者に,アッラーの道のために戦わせなさい。アッラーの道のために戦った者には,殺害された者でもまた勝利を得た者でも,われは必ず偉大な報奨を与えるで・ ろう。
[4.75] ・なたがたはどうして,アッラーの道のために戦わないのか。また弱い男や女や子供たちのためにも。かれらは(祈って)言う。「主よ,この不義をなす(マッカの)住民の町から,わたしたちを救い出して下さい。そしてわたしたちに,・ なたの御許から一人の保護者を立てて下さい。またわたしたちに,・ なたの御許から一人の援助者を立てて下さい。」
[4.76] 信仰する者はアッラーの道のために戦い,信仰しない者は,ターダートの道のために戦う。さ・ ,悪魔の味方に対して戦え。本当に悪魔の策謀は弱いもので・る。
[4.77] 「・なたがたの手を控えなさい。そして礼拝の務めを守り,定めの喜捨をしなさい。」と告げられた者を,・ なたは見なかったのか。いざかれらに戦闘が命じられると,見よ。かれらの中の一派は,丁度アッラーを恐れるように,人間を恐れ始める。いやもっとひどく恐れる。そして言う。「主よ。・ なたは,何故わたしたちに戦闘を命じられますか。何故しばらくの間,わたしたちを猶予なさいませんか。」言ってやるがいい。「現世の歓楽は些細なもので・ る。来世こそは,(アッラーを)畏れる者にとっては最も優れている。・ なたがたは,少しも不当に扱われないので・る。」
[4.78] ・なたがたが何所にいても,仮令堅固な高楼にいても,死は必ずやって来る。かれらは幸運に・ えば,「これはアッラーの御許からだ。」と言い,また災難に・えば,「これは・ なた(ムハンマド)からだ。」と言う。言ってやるがいい。「一切はアッラーの御許からで・ る。」一体この人たちはどうしたので・ろうか。(どんな)言葉もほとんど理解しないのか。
[4.79] ・なたに訪れるどんな幸福も,アッラーからで・り,・なたに起ころどんな災厄も,・なた自身からで・る。われは・なたを,人びとへの使徒として遺わした。本当にアッラーは証人として万全で・られる。
[4.80] 使徒に従う者は,まさにアッラーに従う者で・る。誰でも背き去る者のために,われは・なたを見張り人として遺わしたのではない。
[4.81] かれらは,「仰せに従います。」と言うが,一度・なたの前から立ち去ると,・ なたが言ったのとは違ったことを夜もすがら策謀する。だがアッラーはかれらの終夜の策謀を記録なされる。だから・ なたはかれらから遠ざかり,アッラーに御縋りしなさい。誠にアッラーは保護者として万全で・ られる。
[4.82] かれらはクルアーンを,よく考えてみないので・ろうか。もしそれがアッラー以外のものから出たとすれば,かれらはその中にきっと多くの矛盾を見出すで・ ろう。
[4.83] かれらは(戦時に)優勢,劣勢の情報を得る度にそれを言いふらす。だが,もしそれを使徒,または・ 威を委ねられた者たちにただしたなら,(正しい)判断を求めた者はそれを知り得ただろうに。誠にアッラーの恩恵と慈悲が,・ なたがたの上になかったならば,僅かの者の外,・なたがたはきっと悪魔に従ったで・ろう。
[4.84] だからアッラーの道のために戦え。・なた(ムハンマド)は,自分に対してだけ,責めを負わされているのだ。信者たちを激励しなさい。おそらくアッラーは,信仰しない者たちの戦意を抑止されよう。アッラーの武勇はなにものよりも優れ,その罰もはるかに厳しいので・ る。
[4.85] 善い勧告で執り成す者には,それに相応する分け前が・ろう。また悪い勧告で執り成す者は,それに相応する重荷を負うで・ ろう。アッラーは,凡てのことに御力を御持ちになられる。
[4.86] ・なたがたが挨拶された時は,更に丁重な挨拶をするか,または同様の挨拶を返せ。誠にアッラーは凡てのことを清算なされる。
[4.87] アッラー,かれの外に神はないので・る。かれは審判の日に・ なたがたを集められる。それには,疑いの余地はない。誰の言葉が,アッラーよりも真実で・ ろうか。
[4.88] ・なたがたは,偽信者たちのことで,どうして2派に分れたのか。アッラーはかれらの行いのために,かれらを(不信心に)転落させられたではないか。・ なたがたは,アッラーが迷わせられた者を導こうと望むのか。本当にアッラーが迷わせられた者には,決して道を見いだせないで・ ろう。
[4.89] かれらは自分が無信仰なように,・なたがたも無信仰になり,(かれらの)同類になることを望む。だからかれらがアッラーの道に移って来るまでは,かれらの中から(親しい)友を得てはならない。もしかれらが背をむけるならば,ところかまわずかれらを捕え,見付け次第かれらを殺せ。かれらの中から決して友や援助者を得てはならない。
[4.90] だが,・なたがたと盟約した民に仲間入りした者,または・ なたがたとも自分の人びととも戦わないと,心に決めて,・なたのところへやって来る者は別で・る。もしアッラーの御心ならば,かれは,・ なたがたよりもかれらを優勢になされ,・なたがたと戦うで・ろう。それで,もしかれらが身を引いて,・なたがたと戦わないで和平を申し出るならば,アッラーはかれらに対して(戦う)道を,・ なたがたに与えられない。