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食卓章 〔アル・マーイダ〕 :
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食卓章 〔アル・マーイダ〕
[5.1] ・なたがた信仰する者よ,約束を守りなさい。・なたがたに対し,今から読み・げるものを除いた家畜は許される。ただし・なたがたが巡礼着の間,狩猟は許されない。本当にアッラーは,御好みになられたことを定められる。
[5.2] ・なたがた信仰する者よ,アッラーの聖い表徴を冒(演?)してはならない。また聖月,(犠牲の)棒げ物,(それを標示する)首飾り,また主の恩恵と御喜びを求めて,聖なる家(カアバ)に参った者を犯してはならない。だが,(巡礼着を)脱いだならば,狩猟してもよい。・ なたがたを(且つて)聖なるマスジドから追放した者たちを恨みにもって,法を越え,刺激してはならない。寧ろ正義と篤信のために助け・ って,信仰を深めなさい。罪と恨みのために助け・ってはならない。アッラーを畏れなさい。誠にアッラーは懲罰に就いて厳重で・られる。
[5.3] ・なたがたに禁じられたものは,死肉,(流れる)血,豚肉,アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの,絞め殺されたもの,打ち殺されたもの,墜死したもの,角で突き殺されたもの,野獣が食い残したもの,(ただしこの種のものでも)・ なたがたがその止めを刺したものは別で・る。また石壇に犠牲とされたもの,籤で分配されたもので・る。これらは忌まわしいもので・る。今日,不信心な者たちは・なたがたの教え(を打破すること)を断念した。だからかれらを畏れないでわれを畏れなさい。今日われは・ なたがたのために,・なたがたの宗教を完成し,また・なたがたに対するわれの恩恵を全うし,・なたがたのための教えとして,イスラームを選んだので・る。しかし罪を犯す意図なく,飢えに迫られた者には,本当にアッラーは寛容にして慈悲深く・ られる。
[5.4] かれらは何が許されるかに就いて,・なたに問う。言ってやるがいい。「(凡て)善いものは・なたがたに許される。・なたがたがアッラーの教えられた仕方によって訓練した鳥獣が・なたがたのために捕えたものを食べなさい。だが獲物に対して,アッラーの御名を唱えなさい。アッラーを畏れなさい。本当にアッラーは清算を極めて速くなされる。」
[5.5] 今日(清き)良いものが・なたがたに許される。啓典を授けられた民の食べ物は,・ なたがたに合法で・り,・なたがたの食べ物は,かれらにも合法で・ る。また信者の貞節な女,・なたがた以前に,啓典を授けられた民の中の貞節な女も。もし・なたがたが(貞節な)女に姦淫や密通をせずに,きちんと婚資を与え妻に迎えるならば許される。凡そ信仰を拒否する者は,その善行も虚しく,来世においては,失敗者の類で・ る。
[5.6] 信仰する者よ,・なたがたが礼拝に立つ時は,顔と,両手を肘まで洗い,頭を撫で,両足を踝まで(洗え)。・ なたがたがもし大汚の時は,全身の添浴をしなさい。また・なたがたが病気にかかり,または旅路に・り,また誰か廁から来た者,または女と交わった者で,水を見つけられない場合は,清浄な上に触れ,・ なたがたの顔と両手を撫でなさい。アッラーは困難を,・なたがたに課すことを望まれない。ただし,・なたがたを清めることを望み,また・ なたがたへの恩恵を果される。恐らく・なたがたは感謝するで・ろう。
[5.7] ・なたがたに対するアッラーの恩恵と,かれが・なたがたと結ばれた約束を心に銘じ,・なたがたが,「わたしたちは聴きました,従います。」と言った時を思い,アッラーを畏れなさい。アッラーは,・ なたがたが胸の中に抱くことを熟知なされる。
[5.8] ・なたがた信仰する者よ,アッラーのために堅固に立つ者として,正義に基いた証人で・ れ。人びとを憎悪する・まり,・なたがたは(仲間にも敵にも)正義に反してはならない。正義を行いなさい。それは最も篤信に近いので・ る。アッラーを畏れなさい。アッラーは・なたがたの行うことを熟知なされる。
[5.9] 信仰して善い行いに励む者に,アッラーは約束なされた。かれらには,御赦しと偉大な報奨が・ る。
[5.10] だが信仰を拒否してわが印を偽りで・るとする者,これらは火獄の住人で・る。
[5.11] 信仰する者よ,・なたがたの授かったアッラーの恩恵を心に銘じなさい。人びとが・ なたがたに向かって手を出そうとした時,・なたがたのためにその手を押えられた時のことを。アッラーを畏れなさい。信者たちは,一生懸命にアッラーを信頼しなさい。
[5.12] アッラーは,以前にイスラエルの子孫と約束を結ばれ,われはかれらの中から12人の首長を立てた。そしてアッラーは仰せられた。「本当にわれは・ なたがたと一緒にいるので・る。もし・なたがたが礼拝の務めを守り,定めの喜捨をなし,われの使徒たちを信じて援助し,アッラーによい貸付をするならば,われは,必ず・ なたがたの凡ての罪業を消滅し,川が下を流れる楽園にきっと入らせよう。今後・ なたがたの中,これ(約束)を信じない者は,正しい道から迷い去る。
[5.13] しかしかれらはこの約束を破ったので,われは見限って,かれらの心を頑なにした。かれらは(啓典の中の)字句の位置を変え,与えられた訓戒の一部分を忘れてしまった。それでかれらの中の少数の者以外は,いつも契約を破棄し,・ 切りに出るで・ろう。だがかれらを許して見逃しなさい。」本当にアッラーは善い行いをする者を御好みになられる。
[5.14] われはまた,「わたしたちは,キリスト教徒です。」と言う者とも約束を結んだ。だがかれらも授けられた教訓の一部分を忘れてしまった。それで・ れは復活の日まで,敵意と憎悪の念とをかれらの間にこびりつかせた。アッラーはかれらに,その行ったことを間もなく後で告げ知らせられるで・ ろう。
[5.15] 啓典の民(ユダヤ,キリスト教徒)よ,使徒(ムハンマド)が正に・ なたがたの処へ来た。・なたがたが啓典(律法,福音)の中の隠してきた多くのことを・ なたがたに解明し,また多くのことをそのままにした。アッラーからの御光と,明瞭な啓典が今正に・ なたがたに下ったので・る。
[5.16] これによってアッラーは,御好みになる者を平安の道に導き,またその御許しによって,(購?)黒から光明に連れ出し,かれらを正しい道に導かれる。
[5.17] 「アッラーこそは,マルヤムの子マスィーフで・る。」と言う者は,確かに不信心者で・る。言ってやるがいい。「誰がアッラーに対し,少しでも力が・ろうか。もしかれがマルヤムの子マスィーフ,その母と地上の凡てのものを滅ぼそうと御考えになられたら,誰が制止出来よう。」天と地,そしてその間の凡てのものは,アッラーの大・ に属する。かれは御考えになられたものを創造なされる。アッラ―は凡てのことに全能で・ られる。
[5.18] ユダヤ人やキリスト教徒は言う。「わたしたちはアッラーの子で・ り,かれに愛でられる。」言ってやるがいい。「それなら何故かれは,・ なたがたの罪を罰されるのか。いや,・なたがたは,かれが創られた人間に過ぎない。かれは,御望みの者を赦し,御望みの者を罰される。」天と地,そしてその間の凡てのものは,アッラーの大・ に属し,またかれこそは帰り所なので・る。
[5.19] ・なたがた啓典の民よ,使徒たちが中断された後わが使徒がやって来て,・ なたがたに対し(事物の)解明をする。これは・なたがたに,「わたしたちには吉報の伝達者も警告者も来ない。」と言わせないためで・ る。今,吉報を伝え警告を与える者が,正に・なたがたの処に来たので・ る。誠にアッラーは凡てのことに全能で・られる。
[5.20] またムーサーが,自分の人びとにこう言った時を思い起せ。「わたしの人びとよ,・ なたがたが授かったアッラーの恩恵を心に銘じなさい。かれは・なたがたの中から預言者たちを・げ,・なたがたを王となされた。外のどの民にも授けられなかったものを,・ なたがたに授けたので・る。
[5.21] わたしの人びとよ,アッラーが・なたがたのために定められた,聖地に入れ。・なたがたは,踵を返して退いてはならない。そうしたら・なたがたは失敗者になる。」
[5.22] かれらは言った。「ムーサーよ本当にそこには,巨大な民がいる。かれらが出て行かなければ,わたしたちは決してそこに入ることは出来ない。もしかれらがそこから去ったならば,わたしたちはきっと入るで・ ろう。」
[5.23] 主を畏れる2人は言った。―アッラーは2人を御恵みになられる―「(村の)正門から入ってかれらに当れ。一度入れば,本当に・ なたがたこそ勝利するで・ろう。・なたがたがもし(真の)信者ならば,アッラーを信頼しなさい。」
[5.24] だがかれらは言った。「ムーサーよ,本当にわたしたちはかれらがそこに留まる限り,決してそこに入れない。・ なたと・なたの主が,2人で行って戦え。わたしたちはここに座っている。」
[5.25] かれは申し上げた。「主よ,本当にわたしはわたし自身と兄弟の外は制御出来ません。ですからわたしたちを,この反逆の民から引き離して下さい。」
[5.26] (主は)仰せられた。「ならばこの国土を,40年の間かれらに禁じよう。かれらは地上をさ迷うで・ ろう。だから・なたがたは主の掟に背く民のことで悲しんではならない。」
[5.27] (ムハンマドよ)アーダムの2児の物語の真実を民に語れ。かれら両人が犠牲を捧げた時,1人は受け入れられたが,外は受け入れられなかった。言った。「わたしはきっと御前を殺してやる。」かれは(答えて)言った。「アッラーは,唯主を畏れる者だけ,受け入れられる。」
[5.28] 「仮令・なたが,わたしを殺すためにその手を伸ばしても,わたしは・ なたを殺すため,手を伸ばしはしない。わたしは万有の主アッラーを畏れる。
[5.29] 本当にわたしは,・なたがわたしの(先に犯した)罪と,・ なたの(殺人の)罪とを負って,・なたが火獄の住人になることを望む。そしてこれは不義を行なう者の応報で・る。」
[5.30] しかしかれの(利己的な)心は,その弟を殺すのを望ましいこととし,遂にかれを殺害(人類最古の殺人者と)して,失敗者の1人となった。
[5.31] その時アッラーは,1羽の大カラスを遺わして地を掘らせ,その弟の死体を,如何に覆うべきかをかれに示された。かれは言った。「・ ・情けない兄弟の死体を葬るのに,わたしはこのカラス程のことさえ出来ないのか。」こうしてかれは後悔する者の1人となった。
[5.32] そのことのためにわれはイスラエルの子孫に対し,掟を定めた。人を殺した者,地上で悪を働いたという理由もなく人を殺す者は,全人類を殺したのと同じで・ る。人の生命を救う者は,全人類の生命を救ったのと同じで・る(と定めた)。そしてわが使徒たちは,かれらに明証を(蒼?)した。だが,なおかれらの多くは,その後も地上において,非道な行いをしている。
[5.33] アッラーとその使徒に対して戦い,または地上を攪乱して歩く者の応報は,殺されるか,または十字架につけられるか,・ るいは手足を互い違いに切断されるか,または国土から追放される外はない。これらはかれらにとっては現世での屈辱で・ り,更に来世において厳しい懲罰が・る。
[5.34] だが・なたがたがとり抑える前に,自ら悔悟した者は別で・ る。アッラーは寛容にして慈悲深く・られることを知れ。
[5.35] ・なたがた信仰する者よ,アッラーを畏れ自分の義務を果してかれに近づくよう念願し,かれの道のために奮闘努力しなさい。・ なたがたは恐らく成功するで・ろう。
[5.36] 信仰を拒否する者は,仮令地上に・る一切のもの,更にこれに等しいものを積み重ねて復活の日の懲罰を・ がなおうとしても,決して受け入れられず,痛ましい懲罰を受けるで・ろう。
[5.37] かれらは,業火から出ることを願うで・ろうが,決してこれから出ることは出来ない。懲罰は永久に続くので・る。
[5.38] 盗みをした男も女も,報いとして両手を切断しなさい。これはかれらの行いに対する,アッラーの見せしめのための懲しめで・ る。アッラーは偉力ならびなく英明で・られる。
[5.39] だが悪事を行った後,罪を悔いてその行いを改める者には,アッラーは哀れみを垂れられる。アッラーは寛容にして慈悲深く・ られる。
[5.40] ・なたは天と地の大・がアッラーに属することを知らないのか。かれは御望みになっている者を罰し,御望みになっている者を御赦しになられる。アッラーは凡てのことに全能で・ られる。
[5.41] 使徒よ,互いに不信心に競う者のために・なたの心を痛めてはならない。かれらはロで,「わたしたちは信仰する。」と言うが,心では信じてはいない。またユダヤ人の中には,虚偽を聞き出すことばかりに熱心で,・ なたの処に全く寄りつかない者がいる。かれらはその言葉を(正しい)意味から歪めて言う。「もしこれが,・ なたがたに与えられたもの(律法と同じで・る)と思うならば,受け入れなさい。だが・ なたがたに与えられたものと同じでないならば,用心しなさい。」アッラーが一度試みにかけようと御望みの者には,・ なたはかれらのため,アッラーに対し何の・威もなこれらの者は,アッラーがその心を清めるのを,望まれない者たちで・ る。かれらは現世において屈辱を受け,来世においても酷い懲罰を受けるで・ろう。
[5.42] かれらは虚偽ばかりを聞き,禁じられたものを貪る。かれらがもし・ なたの許に来たならば,かれらの間を裁くか,それとも相手にするな。もし・ なたが相手にしなくても,かれらは少しも・なたを害することは出来ないで・ ろう。またもし裁くならば,かれらの間を公平に裁決しなさい。アッラーは公平に行う者を愛でられる。
[5.43] かれらには律法が・るのに,どうして・なたに,裁判を仰ぐので・ ろうか。その中には,アッラーの(公平な)裁決が・るのだが,かれらはそういうものを持っていても,なお背き去る。これらの者は(真の)信者ではないので・ る。
[5.44] 誠にわれは,導きとして光明の・る律法を,(ム-サーに)下した。それで(アッラーに)服従,帰依した預言者たちは,これによってユダヤ人を裁いた。聖職者たちや律法学者たちは,アッラーの啓典を心に銘記し,その証人でも・ った。だから・なたがたは人間を恐れず,只われを畏れなさい。僅かな代価で,われの印を売ってはならない。そしてアッラーが下されたもので裁判しない者は不信心者(カーフィル)で・ る。
[5.45] われはかれらのために律法の中で定めた。「生命には生命,目には目,鼻には鼻,耳には耳,歯には歯,凡ての傷害にも,(同様の)報復を。」しかしその報復を控えて許すならば,それは自分の罪の償いとなる。アッラーが下されるものによって裁判しない者は,不義を行う者で・ る。
[5.46] われはかれらの足跡を踏ませて,マルヤムの子イーサーを遣わし,かれ以前(に下した)律法の中に・ るものを確証するために,導きと光明の・る,福音をかれに授けた。これはかれ以前に下した律法への確証で・ り,また主を畏れる者への導きで・り,訓戒で・る。
[5.47] それで福音の信者(キリスト教徒)にはアッラーがその中(福音書)に示されたものによって裁かせなさい。凡そアッラーが下されるものによらずに,裁く者は主の掟に背く者で・ る。
[5.48] われは真理によって,・なたがたに啓典を下した。それは以前に・ る啓典を確証し,守るためで・る。それでアッラーが下されるものによって,かれらの間を裁け。・ なたに与えられた真理に基づき,かれらの私慾に従ってはならない。われは,・ なたがた各自のために,聖い戒律と公明な道とを定めた。もしアッラーの御心なら,・ なたがたを挙げて1つのウンマになされたで・ろう。しかし(これをされなかったのは)かれが・なたがたに与えられたものによって,・なたがたを試みられたためで・ る。だから互いに競って善行に励め。・なたがたは挙って,アッラーに帰るので・ る。その時かれは,・なたがたが論争していたことに就いて,告げられる。
[5.49] それでアッラーの下されるものによって,かれらの間を裁き,決してかれらの私慾に従ってはならない。アッラーが,・ なたに下される(教えの)どの部分についても惑わされないよう,かれらに用心しなさい。かれらがもし背き去るならば,それはアッラーがかれらの犯した罪の一部を,懲しめられると御考えなっておられると知れ。人びとの多くは本当にアッラーの掟に背く者で・ る。
[5.50] かれらが求めるのは,無明(時代)の裁判で・るのか。だが信心堅固な者にとって,アッラーに優る裁判者が・ろうか。
[5.51] ・なたがた信仰する者よ,ユダヤ人やキリスト教徒を,仲間としてはならない。かれらは互いに友で・ る。・なたがたの中誰でも,かれらを仲間とする者は,かれらの同類で・ る。アッラーは決して不義の民を御導きになられない。
[5.52] ・なたは,心に病・る者がかれらの許に走るのを見るで・ろう。かれらは,「わたしたちは災難に・いはしないかと恐れる。」と言っている。だがアッラーは,恐らく(・ なたがたに)勝利を与え,または御許から聖断を与えられよう。かれらは心の中に秘密を抱くもののために,酷く後悔することになるで・ ろう。
[5.53] 信仰する者は言う。「これらの者は,・なたがたと一緒(の協力者)だと,アッラーにかけて,力をこめて誓った者ではないか。」かれらの行いは虚しく,必ず失敗者となるで・ ろう。
[5.54] 信仰する者よ,もし・なたがたの中から教えに背き去る者が・ れば,やがてアッラーは,民を愛でられ,かれらも主を敬愛するような外の民を連れてこられるで・ ろう。かれらは信者に対しては謙虚で・るが,不信心者に対しては意志堅固で力強く,アッラーの道のために奮闘努力し,非難者の悪ロを決して恐れない。これは,アッラーが御好みになられた者に与えられる恩恵で・ る。アッラーは厚施にして全知で・られる。
[5.55] 誠に・なたがたの(真の)友は,アッラーとその使徒,ならびに信仰する者たちで礼拝の務めを守り,定めの喜捨をなし,謙虚に額ずく者たちで・ る。
[5.56] アッラーとその使徒,と信仰する者たちを友として助ける者は,アッラーの1党で,必ず勝利を得る者たちで・ る。
[5.57] 信仰する者よ,・なたがたの教えを明笑し,戯れごとにする者を友としてはならない。それは先に啓典を与えられた者の中にいるが,信仰を拒否する者たちの中にもいる。もし・ なたがたが信者ならば,アッラーを畏れなさい。
[5.58] ・なたがたが(人びとを)礼拝に招く時,かれらはそれを期笑し,戯れごとにする。それはかれらが理解しない民のためで・ る。
[5.59] 言ってやるがいい。「啓典の民よ,・なたがたがわたしたちを非難するのは,只わたしたちがアッラーを信じ,またわたしたちに下されたもの(クルアーン),また以前に下されたもの(律法,福音)を信じるためで・ るのか,只・なたがたの多くがアッラーの掟に背く者たちで・るためではないか。」
[5.60] 言ってやるがいい。「アッラーの御許の応報で,それよりも悪いものを,・ なたがたに告げようか。それはアッラーが見放した者,御怒りを被むった者,サルまたはブタとされた者,そして邪神に仕える者,かれらは,最悪の境地におり,(正しい)道から遠く迷い去った者たちで・ る。」
[5.61] かれらが・なたがたの許に来た時,「わたしたちは信仰する。」と言った。だがかれらは実に不信心で入り,また不信心で出て行く者たちで・ る。アッラーはかれらの隠すことを熟知なされる。
[5.62] かれらの多くが,互いに競って罪悪と反逆にはしり,禁じられたものを,貪るのを見るで・ ろう。かれらの行うことの何と醜悪なことよ。
[5.63] なぜ聖職者や律法学者は,かれらが罪深いことを語り,または非法なものを貪るのを禁じないのか。かれらの行うことの何と醜悪なことよ。
[5.64] ユダヤ人は,「アッラーの御手は縛られている。」と言う。縛られたのはかれらの手で,そう言ったことによってかれらは見限られた。いや,かれの御手は広く開かれて,御心のままに,惜しみなく与えられる。だがかれらの多くは,主から・ なたに啓示が下されたのを見て,きっと反抗と不信心を増長しよう。われがかれらの間に投じた敵意と憎悪とは,本当に復活の日まで続くで・ ろう。かれらが戦火を燃やす度に,アッラーはそれを消される。またかれらは,地上において害悪をしようと努める。だがアッラーは,害悪を行なう者を御愛でになられない。
[5.65] 啓典の民がもし信仰して主を畏れるならば,われはかれらのすべての罪障を抹消して必ず至福の楽園に入らせるで・ ろう。
[5.66] もしかれらが律法と福音,そして主からかれらに下されたものを順奉するならば,かれらの上からも足許からも,必ず(豊かに)糧を与えられるで・ ろう。かれらの中には,正義を行う一団もいる。だが多くの者の行うところは,邪悪で・ る。
[5.67] 使徒よ,主から・なたに下された(凡ての)ものを,宣ベ伝えなさい。・ なたがそれをしないなら,かれの啓示を宣べ伝える使命は果せないで・ ろう。アッラーは,(危害をなす)人びとから・なたを守護なされる。アッラーは決して不信心の民を導かれない。
[5.68] 言ってやるがいい。「啓典の民よ。律法と福音と主から・なたがたに下された,(凡ての)啓示を順守するまでは,・なたがたが立つ拠り所はないのだ。」ところが主から・なたに下ったものは,かれらの多くの者に,頑固な反抗と,不信心を増長させた。だから・ なたは不信心の民に就いて,心を悩ましてはならない。
[5.69] 本当に(クルアーンを)信じる者,とユダヤ人,サ―ビア教徒,キリスト教徒で,アッラーと終末の日を信じて善い行いに励む者には,恐れもなく憂いもないで・ ろう。
[5.70] われは且つて,イスラエルの子孫と約束を結び,使徒たちをかれらに遣わした。ところが使徒が,かれらの好まないものを(宙?)す度に,かれらは・ る者を嘘付きと呼び,・る者を殺害した。
[5.71] そしてかれらは(そのために)試み(の懲罰)がないものと考えていた。それでかれらは盲目や難聴者となったが,その後アッラーは,かれらの悔悟を許しなされた。それでもかれらの多くはまたも,自ら盲目や難聴者となった。アッラーはかれらの行うところを,御存知で・ られる。
[5.72] 「アッラーこそは,マルヤムの子マスィーフで・る。」と言う者は,確かに不信心者で・る。しかもマスィーフは言ったので・ る。「イスラエルの子孫よ,わたしの主で・り,・なたがたの主で・られるアッラーに仕えなさい。」凡そアッラーに何ものかを配する者には,アッラーは楽園(に入ること)を禁じられ,かれの住まいは業火で・ る。不義を行う者には援助者はないので・る。
[5.73] 「アッラーは三(位)の一つで・る。」と言う者は,本当に不信心者で・ る。唯―の神の外に神はないので・る。もしかれらがその言葉を止めないなら,かれら不信心者には,必ず痛ましい懲罰が下るで・ ろう。
[5.74] かれらは何故,悔悟してアッラーに返り,その御赦しを求めようとしないのか。誠にアッラーは寛容にして慈悲深く・ られる。
[5.75] マルヤムの子マスィーフは,一人の使徒に過ぎない。かれの以前にも使徒たちが・ って,逝ったので・る。かれの母は誠実な婦人で・った。そしてかれら両人は食べ物を食べていた。見よ,われは如何にかれらに印を明示したかを。また見よ,如何にかれら(不信者)が迷い去るかを。
[5.76] 言ってやるがいい。「・なたがたはアッラーの外に,・なたがたに害もなく益もな〈,役立たないものに仕えるのか。アッラー,かれこそは全聴者にして全知で・ られる。」
[5.77] 言ってやるがいい。「啓典の民よ,真理を無視して・なたがたの教えの法を越えてはならない。また・なたがたは先に迷い去った者たちの,私見に従ってはならない。かれらは多くの者を迷わせ,(自らも)正しい道から迷った者たちで・ る。」
[5.78] イスラエルの子孫の中,不信心な者は,ダーウードやマルヤムの子イーサーの舌で呪われた。それはかれらが従わないで,法を越えたためで・ る。
[5.79] かれらはその行った悪事を,互いに戒めなかった。かれらの行ったことの何と醜悪なことよ。
[5.80] 見なさい,かれらの多くは,不信心な者と親密にしている。何と醜悪なことを自ら進んでするものよ。アッラーはかれらに激怒なされ,かれらは懲罰の中に永遠に住むで・ ろう。
[5.81] かれらがもし,アッラーと聖預言者を信じ,またかれらに下されたものを信じたならば,かれらを親しい友としなかったで・ ろう。だがかれらの多くは,主の掟に背く者で・る。
[5.82] ・なたは,人びとの中信仰する者を敵視することが最も厳しいのは,ユダヤ人と多神教徒で・ ることを知るで・ろう。また・なたは,信仰する者に一番親愛の情を抱いているのは,「わたしたちはキリスト教徒です。」と言う者で・ ることを知るで・ろう。これはかれらの間に,司祭と修道士がいて,かれらが高慢でないためで・る。
[5.83] ・なたはかれらが,使徒に下されたものを聞く時,自分の認めた真理のために,涙を目に(温?)れさせるのを見るで・ ろう。かれらは言う。「主よ,わたしたちは信仰します。わたしたちを証人の中に書き留めて下さい。
[5.84] わたしたちは,アッラーとわたしたちに下された真理を,どうして信じないでいられましょうか。また主が,敬(度?)な民と一緒にわたしたちをも(楽園に)入れて下さるよう,懇願しないでいられましょうか。」
[5.85] それでアッラーは,かれらの言葉に報いられ,川が下を流れる楽園を与えられ,永遠にそこに住まわせられる。それは善い行いをなす者への報奨で・ る。
[5.86] しかし信仰しないで,わが印を偽りで